アロマオイルのノートについて考えよう!
アロマオイルの「ノート」とはどのようなことを指すのでしょうか?
ちょっとだけ専門的ですが、アロマオイルのノートについて知っておくと、精油をブレンドして使う時などにとても効果的です。
今回は、アロマオイルのノートとはどんなことなのか?
また、ノートは、どのような時に考えて使うのかなどの、用途についてお話ししていきたいと思います。
アロマオイルのノートとはどのようなもの?
今回は、アロマオイルのノートを考えるという事でお話をしていくわけですが、そもそもアロマオイルのノートとは、どのようなものなのでしょうか?
ノートと言っても、数学の数式を書いたり、英語の単語を書いたりするノートじゃありませんよ。
では、アロマオイルのノートとはどのようなものなのかについてお話したいと思います。
精油の香りは「ノート」と呼ばれる「揮発速度」によって分けることができます。
揮発速度が早いもの、中間のもの、遅いものの3種類に分けられ、以下のように呼びます。
- トップノード
- ミドルノート
- ベースノート
このノートは、アロマオイルをブレンドしていくときに重要となってくる要素です。
トップノートは、香りを嗅いだ時の一番初めの印象の香りとなってきます。
大体20分くらい持続する香りといわれています。
- 柑橘系
- スーッとするハーブ系
- ウッディー系精油
ミドルノートはトップノートに続いて香っている香りで4時間くらい継続して香ります。
これはブレンドするときの軸となる香りです。
- ハーブ系
- フローラル系
- ウッディー系
- スパイス系
ベースノートは一番揮発速度が遅いので、6時間以上たっても香りが持続しているといわれています。
香りを安定させて、ブレンドしたアロマオイルの全体をしっかりとまとめてくれます。
- 樹脂系
- オリエンタル系
アロマオイルのノートの用途や注意点、使い方など
アロマオイルのノートについては分かって頂けたかと思いますが、具体的にどのように使っていったらよいのでしょうか?
まずは、ブレンドする際にトップノート:ミドルノート:ベースノートの割合を4:4:2の割合でブレンドすることをおすすめします。
この割合は香りのバランスがよく、時間と共に香りの変化が楽しめるといわれています。
手作り化粧品などを作ったり、アロマ香水やアロマ石鹸を作る時、アロマオイルをブレンドする際は、この割合でぜひつくってみてください。
注意点としては、ベースノートの割合はあまり多くしないことです。
香りの濃度も強いので、体調によっては気分が悪くなってしまう方もいるようです。
気分が悪くならないためにも、ブレンドの割合を参考にしてみてください。