アロマオイルのサンダルウッドについて
サンダルウッドのアロマオイルの香りは、本当に心が落ち着く香りとして知られています。
サンダルウッドのアロマオイルは、インドのマイソール産のものが特に最高級品であるということは、アロマセラピーが大好きな方にとっては有名なお話です。
今回は、サンダルウッドのアロマオイルに関しての成分や効能をお伝えいたします。
また、具体的にどのように使っていったらサンダルウッドのアロマオイルを効果的に使えるかなどについてお話ししていこうと思います。
サンダルウッドのアロマオイルの特徴
アロマオイルのサンダルウッドは、日本では【白檀(びゃくだん)】といわれ、昔からとても貴重な香りとして使われてきました。
仏教やヒンズー教などでは寺院で炊かれていますし、アーユルヴェーダでは薬草として使われてきました。
またサンダルウッドの香りは、死者を見送る時も、死者を来世に運ぶ香りとして、宗教儀式の中でも使われてきたとても歴史ある香りの1つです。
サンダルウッドは、私たちの心と精神へ直接働きかける香りです。
また、自分の真の内面と高次元のエネルギーと繋がる手助けをしてくれる香りでもあります。
鬱(うつ)の方は、自分の内面を見つめなおす働きが強いので、使用するのを控えた方がよい場合がございます。
サンダルウッドのアロマオイルの抽出方法は、水蒸気蒸留法で抽出されます。
成分は【セスキテルペンアルコール】:α―サンタロール、β―サンタロール、α―エピサンタロール、β―エピサンタロールです。
このα―サンタロールやβ―サンタロールは血流を促す働き、心臓の働きを良くする働きがあります。
ですから、足の裏や心臓部分にキャリアオイルで希釈したサンダルウッドのアロマオイルを塗布してみるのもよいでしょう。
サンダルウッドのアロマオイルの効果的な使い方と効能
サンダルウッドのアロマオイルは、どのような使い方が効果的な方法なのでしょうか?
まず、アロマオイルのサンダルウッドには、以下のように様々な作用があります。
サンダルウッドのアロマオイルの作用
- 鎮静作用
- 抗真菌作用
- 消炎作用
- 抗感染作用
- 収れん作用
- 止血作用
- 利尿作用(むくみ緩和)
- 鎮咳作用
- 駆風作用
- 心臓強壮作用
- 血液浄化作用
- 催淫作用
- 性的強壮作用
- 鎮痙作用
- 解熱作用
- うっ滞除去作用
- 抗炎症作用
- 皮膚軟化作用
- 保湿作用
- 再生作用
- 殺菌作用
- セルライト緩和作用
サンダルウッドは、ディフューザーを使って空気にアロマオイルの成分を拡散する「芳香浴」をはじめ、化粧水などを作ってのスキンケアや沐浴に使用すると、とても効果的です。
キャリアオイルにアロマオイルを希釈して使用するアロマトリートメント、またスピリチュアル的に使用したい場合は、瞑想時に使用などがおすすめの使い方です。