アロマオイルで咳の症状を緩和してくれるものは?
アロマオイルは、さまざまな効果が期待できますが、咳(せき)に対しても効果があると言われているのをご存知でしょうか?
気圧の変化や、冬場のような乾燥している時は「咳」が出てしまうことが多いですよね。
そんな時には、アロマオイルでのケアが有効だということはしっていましたか?
実は、アロマ精油の効果の中で「鎮咳効果」と呼ばれる効果があります。
この『鎮咳効果』をもっているアロマ精油が「咳の症状」を緩和してくれるというわけです。
今回は、咳の症状を緩和してくれるアロマオイルをはじめそのアロマ精油の効果的な使い方などをお話ししていきたいと思います。
アロマオイルで咳を緩和すると言われるものの特徴
では、咳の症状を緩和してくれると言われるアロマオイルについてふれて見ましょう。
まず、咳についてですがが、一度発症すると、ほんとうに苦しくてつらいものがあります。
痰(たん)を伴う咳もあれば、カラ咳のようなもの、実に様々です。
アロマオイルの中で咳の症状を緩和するのに有効な『鎮咳作用』がある成分の中に、デルタ-3-カレンというものがあります。
このデルタ―3-カレンが含まれているアロマオイルは、気管の過敏反応を抑えながら、気管を広げて咳を止めるという、うれしい働きがあります。
ですから、気管支炎や肺炎、喘息、痰(たん)がからむ咳などの症状が緩和されるといわれているのです。
具体的には、以下のアロマオイルが咳の症状を緩和させるのの有効なアロマオイルとされています。
- ウィンターグリーンオイル
- マジョラムオイル
- サイプレスオイル
- マートルオイル
- ユーカリ・ラディアータ
などなど・・・
ただ、咳の症状を緩和するには「鎮咳効果」だけではなく、抗炎症作用や鎮静効果、抗アレルギー効果、抗菌効果、去痰効果など様々な作用のあるアロマオイルも有効です。
咳を緩和するアロマオイルの効果的な使い方
では、早速、咳の症状を緩和してくれるアロマオイルの効果的な使い方をお話ししていくとしましょう。
アロマオイルの初心者さんでも簡単にできるのは、とにかくお部屋の中に鎮咳効果のあるアロマオイルを芳香することです。
就寝前などには、前述した咳に効果的なアロマオイルをディフューザーなどでお部屋で拡散させると良いでしょう。
そして、その香りを、肺の中までしっかりと吸い込むことを数回繰り返すという方法がおすすめです。
眠りにつく前に、深く深呼吸を数回するというのもおすすめの方法の一つです。
次におすすめなのは、マグカップにアロマオイル2-3滴を入れて蒸気をゆっくり吸引する方法です。
蒸気によって喉にうるおいが戻りますので、その点でも咳を止めるのに役立ちます。
ぜひ、咳がつらい時や、咳の症状を緩和したいと感じたらやってみてください。