アロマオイルのスペアミントについて
スペアミントのアロマオイルと聞くと『スー』っとした清涼感を連想しますね。
スペアミントの可愛らしい緑色の葉は、香っても見ていても実に涼し気で、デザートの飾りつけなどにも使われたりもします。
では、スペアミントから取れるアロマオイルの特徴や、使い方についてはどうでしょうか?
今回は、アロマオイルのスペアミントに秘められたパワーについてここで色々な観点からお話ししていきたいと思います。
スペアミントのアロマオイルの特徴
スペアミントのアロマオイルは、フレッシュな香りの中に、甘味のある優しい香りを放ちます。
スペアミントは、私たちの心や体をリフレッシュし、時には温めてくれる素晴らしいアロマオイルです。
スペアミントの葉は、遠い昔からとても愛されてきたハーブで、夏場などはお風呂の中にこのミントの葉を浮かべ「涼」をとったりしました。
沐浴にも最適でよく使われる植物です。
スペアミントは、噛むと口腔内がとてもスッキリとするので、口腔ケアにも使用されます。
また、現在では歯磨き粉の香料としても使用されていますし、リキュールやお菓子の香りづけにも良く使われています。
スペアミントのアロマオイルは水蒸気蒸留法で抽出され、比較的手に入りやすいアロマオイルとなってきます。
成分は主に、以下のようのものがあげられます。
- 【ケトン類】:l―(レボ)カルボン
- 【モノテルペン炭化水素類】:リモネン、ミルセン
- 【オキサイド類】:1-8シネオール
スペアミントのアロマオイルの効果的な使い方や特徴
アロマオイルのスペアミントの特徴としては、成分から見ると実に様々な特徴があることが分かります。
ミルセンは、肝臓強壮作用、腎臓機能促進作用、防腐作用、殺菌作用、抗ウィルス作用などがあります。
l―カルボンには、中枢神経刺激作用、鎮静作用があります。
また、リモネンには、抗がん作用、抗ウィルス作用、抗菌作用、抗結石作用、血行促進作用、鎮静作用などがあります。
さらに、1-8シネオールには、代表的な去痰作用をはじめ、免疫調整作用、抗炎症作用、抗ウィルス作用、抗菌作用などがあげられます。
スペアミントのアロマオイルには、これらすべての効能がふくまれています。
そのため、風邪やインフルエンザの時期には、お部屋の中に香りを拡散することで予防効果が期待されます。
また、咳が止まらない場合は、トリートメントオイルを作って、肺や喉あたりをトリートメントすると症状の緩和につながってきます。
食欲がない、または、逆に食べ過ぎたなどと言う時も胃の周りを軽くトリートメントするとよいでしょう。
呼吸器系のトラブル、頭痛、胃腸のトラブルなどには、ぜひスペアミントのアロマオイルはお勧めです。
暑い時期の沐浴にもよいです。
スペアミントのアロマオイルをたらいやバケツの中に1-2滴おとします。
そして、その中に足や手を浸して10分から15分ゆっくりして見ましょう。
たったそれだけで、リラックス効果だけではなく、リフレッシュ効果も感じられますよ。
また、加温効果、血行促進効果により、体内の血液循環も良くなってくるという素晴らしい効果を発揮してくれます。