アロマオイルのセージについて
アロマオイルのセージは、とてもポピュラーな印象をお持ちの方は多いと思います。
とても浄化作用が高く、神聖な香りといわれているセージのアロマオイル。
・・・とはいっても、なかなかセージのアロマオイルって使いにくいな・・・と感じていた方もいらっしゃるかも知れませんね。
そこで、今回はセージのアロマオイルの成分や効能や、どのように使ったら効果的に使うことができるかを、是非とも知っていただきたいと思います。
いろいろな観点からセージのアロマオイルを分析して、その魅力をお伝えできればと思います。
セージのアロマオイルの特徴
セージはハーブ系の少し刺激のある香りをしており、可愛らしい小さなお花を付けるシソ科の植物です。
セージのアロマオイルは、水蒸気蒸留法で抽出され、昔からセージは長寿のハーブとして使われてきた歴史があります。
主な芳香成分は、
- 【ケトン類】:α―ツヨシ、β―ツヨシ、カンファー
- 【セスキテルペン炭化水素類】:カリオフィレン
- 【オキサイド類】:1,8シネオール
- 【モノテルペンアルコール類】:ボルネオール
などがあげられます。
こちらの芳香成分を見ると、ケトン類の中のツヨシが含まれている率が高いので、女性ホルモンのエストロゲン的作用が高いこともわかります。
ただ、ケトン類は、刺激も強く、心や体への作用も強いことが分かるので使用するときには注意が必要なアロマ精油であることも同時にわかります。
セージのアロマオイルの効果的な使い方と効能
セージのアロマオイルはどのような使い方が一番効果的なのでしょうか?
セージのアロマオイルには、以下のような様々な作用があります。
セージのアロマオイルの作用・効果
- 鎮静作用
- 鎮痛作用
- 抗うつ作用
- 月経促進作用
- 抗痙攣作用
- 去痰作用
- 収れん作用
- 発汗作用
- 血液浄化作用
- 駆風作用
- 白髪防止作用
- 抜け毛防止作用
- 利尿作用
抜け毛や白髪など頭皮へのアプローチも期待されますが、皮膚刺激がかなり強いアロマオイルです。
なので、肌への使用をおすすめできない場合もありますので、ご注意ください。
セージのアロマオイルは、皮膚刺激に対して気を付けなければいけないという反面、心へのアプローチには最大限力を発揮してくれます。
もともと持っている高い浄化作用より、芳香浴では場の空気を浄化し、滞ってしまった悪いエネルギーをリフレッシュしてくれる効果があります。
また、深い鎮静効果をもたらしながらも集中力を高め、頭の中をスッキリとしてくれる効果もあるので、勉強部屋や仕事場での使用も良いとされます。
風邪や感染症予防にも効果を発揮することが分かっています。
なので、やはり芳香浴にて香りを拡散し、お部屋に広がったアロマオイルの成分をゆっくりと鼻から吸って体全身へ香り成分をしみわたらせるという方法が一番効果的な使い方だといえます。
セージのアロマオイルは、ウッデイー系の香りやフローラル系の香りとの相性が良いので、是非ブレンドして使ってみるのもおすすめです。