アロマオイルを誤飲してしまったらどうすれば良い?
何らかの理由でアロマオイルを誤飲してしまった時、あなたならどうしますか?
ペットや小さな乳幼児、または赤ちゃんがいるご家庭では、【アロマオイルを舐めてしまった】とか【知らないうちに誤飲してしまったかも・・】なんていう事も実際あるのです。
アロマオイルは誤飲してしまうと、どのような問題点がでてくるのでしょう。
今回はアロマオイルをもし、何らかの理由で誤飲してしまった時の具体的な対処法などについて色々とお伝えしていきたいと思います。
危険!アロマオイルを誤飲してしまった時の問題点
アロマオイルを誤って誤飲してしまったらどうなるのでしょう。
日本では、アロマオイルの飲用は禁止されています。
禁止されているということは、それなりの理由がきちんとあるからです。
小さな小瓶に入っているアロマオイルは植物の薬効成分が高濃度でギュッと濃縮されたものだと思ってください。
薬効成分とは、お薬のような作用をする成分のことです。
ようは完全な薬ではないですが、天然の薬のような働きをするものとなってきます。
「きちんと使用方法を守らないといけない」というのもそのような理由からなのです。
誤飲してしまった時の問題点としては、アロマオイルには「経口毒性」というものがありますので、そのことについて考えなくてはならないということです。
アロマオイルを飲んでしまうと、最悪の場合は死に至ることもあります。
この経口毒性の強さを数値で表したものがLD50というものです。
たとえば、ベルガモッドのアロマ精油、LD50は10gです。
体重15sの子供だったら15本飲んでしまったらアウトです。
年齢や体重が低くなればなるほどこのリスクが高くなります。
大量のアロマオイルを飲んでしまうと、胃腸障害をはじめ肝機能障害や中枢神経への何らかの影響があるといわれています。
ですから、しっかりと使用法を守って安全にアロマテラピーを楽しまなければならないのです。
アロマオイルを誤飲してしまった時の対処法
実際に、アロマオイルを誤飲してしまった時はどのように対処したらよいのでしょうか?
ここでは、アロマオイルを誤って誤飲してしまった時の緊急の対処法をお伝えしておきたいと思います。
アロマオイルを誤飲した場合、まずは、口に残っているアロマオイルを多量の水で洗い流すことが大事です。
口の粘膜なども、かなりヒリヒリしていたり、しびれていたりすると思われます。
無理に吐かせずに、すみやかに医療機関へ連れて行ってください。
その時には、必ず誤飲してしまった「精油のボトル」を持参していく事を忘れないようにしてください。
アロマオイルを誤飲したのが分かった時点で、すぐに救急に電話をして処置の方法をきくのもおすすめです。
なによりも「早急な正しい処置を行うこと」を忘れずにいてください。