アロマオイルのヘリクリサムについて
黄色い花を付けるヘリクリサム。
別名「イモーテル」とも呼ばれるヘリクリサムのアロマオイルをご存知でしょうか?
ヘリクリサムは、フラワーアレンジメントの世界でも使われ、乾燥しても色が変わりにくいので「エバ-ラスティング」ともよばれています。
観葉植物が好きな方は、「カレープラント」といった方がわかりやすいのではないでしょうか?
今回は、そんな色々な名前の呼び方を持っている、ヘリクリサムのアロマオイルについてお話していきたいと思います。
アロマオイルのヘリクリサムってどんな香り?
アロマオイルのヘリクリサムって、どのような香りがするのでしょうか?
まず、ヘリクリサムは、キク科の多年草の植物で、主に花の部分を「水蒸気蒸留法」で、アロマオイルの抽出をしていきます。
75sのお花の部分から約1sのアロマ精油が抽出されるといわれていて、収穫後24時間以内に水蒸気蒸留されたものの品質が最高だといわれています。
セスキテルペン炭化水素類の酢酸ネリル、y−クルクメン、α―クルクメン、β―セリネンなどの成分を主に含んでいます。
ヘリクリサムのアロマオイルの香りは、心と体にダイレクトに作用し、特に硬くなった心やトラウマなどの感情面にとても作用してくれるといわれています。
過剰なストレスや緊張を緩和させ、血液や気の流れをスムーズにして、傷ついてしまった細胞を再生してくれる働きがあります。
ヘリクリサムは、血腫や血栓を予防し、傷の治癒やあざの改善にも期待できるアロマオイルです。
- 細胞成長作用
- 抗ウィルス作用
- 抗菌作用
- 血液浄化作用
- 強肝作用
- 鎮静作用
- 去痰作用
- 抗カタル作用
- 抗アレルギー作用
- 抗凝集血栓作用
- 抗炎症
- 老化防止作用
- 瘢痕形成作用
などなど、様々な働きがあります。
ヘリクリサムのアロマオイルの効果的な使い方
ヘリクリサムのアロマオイルを効果的に使うにはどのように使ったらよいのでしょうか?
おすすめの使い方を、いくつかご紹介したいと思います。
【ボディケア・スキンケア】
初心者さんでも使いやすい「芳香浴」もおすすめの方法ですが、ヘリクリサムのアロマオイルは、なんといってもスキンケアやボディーケアに使用するのがおすすめです。
お肌の傷を自然治癒してくれる「瘢痕形成作用」に加え、老化防止作用や細胞成長作用、また抗菌作用や抗炎症作用などもあります。
なので、ヘリクリサムのアロマ石鹸を作ってみたり、化粧水でお肌の保湿ケアをしてみたり、またフェイシャルパックなどスペシャルなお肌ケアをすることで、恩恵をたくさん受けることが出来るでしょう。
【芳香浴】
次におすすめなのは、やはり芳香浴ですね。
芳香浴をすることで、心を落ち着かせ、凝り固まった感情を解放し私たちの持っている気の流れをスムーズにしてくれる働きがあります。
なので、目を閉じてゆっくりとヘリクリサムの香りを鼻から吸引して深い呼吸を繰り返すことをやってみて下さい。